考えごと捨て場

吐き溜め

必須事項の話

言う前にやれよという自戒を込めたお話

新しいゲーム始めて、ずっとログイン継続してたけどある日忘れてたかなんかでログインしなかった日があったとしたら、一気にモチベなくなりません? つまり、そういうことです。
3日ぶりに書きますね。4日ぶりかも。多分書く時間は作れたけど、こう、ね。代わりに今回は濃い話をするので許してください。だれが見てるか知らんけど

ポリシーの話です。僕が小説を書く上での。ほんとはポリシーじゃない気がすんねんけど、こういう時に使う言葉ド忘れしてもうてん。なんやったかな。プライドとかそこらへんの類義語調べてる時にポリシーて出てきて、とりあえずこれ使うかってポリシーの話や言うことにするけど、「これだけはしないと心に決めていること」の話です。ポリシーでもニュアンス合うてるけどなんか違う気すんねんな。

家族のことを題材に小説を書くのはしないと決めてるんです。それはなぜかというのを語る前に、僕が思う「面白い小説に必要な要素」の話をします。

ひとつめ。オリジナリティ。独自性
これがない話は結局埋もれると思います。いうても、古今東西あらゆる要素は使い古されて、もう今の僕らには絞りカスしか残ってないようなもんやけど、そこから個々のオリジナリティを発揮していかなあかんのです。
別に全く新しいことをしないといけないわけではなくて、例えば有名な物語があるとして、それを換骨奪胎、つまり、その物語を一言で表すならこういうことだよなというのを分析、抽出し、それを自分の枠組みに当てはめて物語にすればいいんです。
なんでオリジナリティが必要かと言うと、二番煎じはおもろないからです。究極、小説なんておもろいかおもろないかの2択で、二番煎じは総じておもんないんです。小説はひとつの話を1冊で出すわけで、物語途中の修正とか方針変更が出来ないんです。ひとつの完結した話を読まれるんです。だから、オリジナリティを詰め込めないと読者は「な〜んか見たことあんなぁこれ」ってなっちゃうんです。つーかその場合多分選考で弾かれる。
僕の好きな作家である 綾崎隼 さんは、「ノーブルチルドレン」というシリーズ作品を手がけていて、その作品は綾崎さん本人が「恋愛ミステリ」というジャンルを名付けてるんですけど、その名の通り恋愛とミステリがしっかりと両立されていて(割合6:4くらい)、これって結構新しいスタンス(らしい)なんですよ。痴情のもつれから発展した事件みたいな、片方にもう片方の要素を入れ込む、とかならよくあると思うんですけど、ここまで両立していて、だけどメインはあくまで恋愛というのを維持したまま物語を紡いでいく。こういうのもまたひとつのオリジナリティだと思うんです。
何度も言うけどこれがない作品は「どっかで見たなぁ」になってしまうし、おもんないし、埋もれるんです。だから絶対に、オリジナリティって言葉でなくてもいい、「俺の作品のストロングポイントはここや!!!」と言い切れるような物が小説には欲しいんです。

ふたつめ。リアリティ。らしさ
先に言うときますけど「リアル。真実」ではないです。リアリティ。この違いを説明する時に1番適してんなぁと思うのが「刃牙」で、あの漫画は割とトンデモ理論が頻発するんですけど(「紐切り」とか)、それを読んでる時はめっちゃ説得力高くて、全然有り得ないような話でも信じ込んでしまうような説明が入ったりするんですよね。そういうのが「リアリティ」なんです。
リアリティがない小説はおもんないです。嘘にしかならんので。「いや、小説はフィクションなんやから嘘やろ」って言われると思うんですけど、そうじゃなくって。例えば、恋愛漫画のスタートで「いっけな〜い、遅刻遅刻〜☆」「ドッカーン!」「イタタ......も〜!どこ見てんのよ!」って様式美あるじゃないですか。食パン咥えて。あれはまぁ、もはや今ではネタの域なわけですけど、いくらフィクションでもあんなのはやっぱり「嘘」なわけですよ。女の子は食パン咥えて走らないし、転校生は突然やって来ない。この言い方西尾維新っぽいね。安心院さんとかが言ってそう。

追記) いつだったか漫画と小説とアニメは得意とする分野が違うみたいな話したと思うんですけど、上記みたいなんは漫画の特権みたいなだと思ってて、突拍子のないインパクト満載の始まりが普通におもろかったりするんですよね。裸のガキがワシに捕まってブリ持って窓を突き破って入ってくる漫画があるくらいですし。なので、例えに漫画を持ってきたせいで分かりにくくなっちゃったんですけど、あくまで僕は「小説でこういうのやるのは向かんよね」って言いたかったんです。追記終わり

ご都合主義とか帳尻合わせとか、そういう「嘘」ばっかりな小説はやっぱりおもんない。だからほんとっぽさを混ぜるんです。宇宙人が登場する話を作るなら、宇宙人が攻めてきた時自衛隊はどう動くのかみたいなのを書いて、それをニュースを通して主人公が見た所から物語が始まるとか。そういうほんとっぽさがないとただの嘘の塊にしかならへん。
リアリティは設定を練り上げることとはちょっと違います。多分。異世界モノを書く時にリアリティを追求するなら、キャラやらダンジョンの設定を作る前に国の政治を多少なりとも考えとくべきなんです。多分。まぁ設定だけクソこねくり回しても物語は進まないので、共和国に王様いたらおかしいやろ、程度でいいんです。多分。自信ないから多分連発しました
オリジナリティとリアリティ。このふたつが欠けた小説はおもんないです。マジで。少なくともリアリティは必須やと思う。ほなひとつめに持ってこいやって今思った。リアリティ、大事。

ここから本題ですね。長なったな。ふたつにわける? そしたら明日も確実に更新するやろ。そうしよ〜〜〜。明日はちゃんとポリシーの話します。家族のことを小説にはしない話。よろしゅう。ほな